2016年11月25日金曜日

快適なVR体験のために視力矯正手術ICL手術を受けてきました。(感想:前日談)

VR元年となり、様々なVR機器が発売された2016年
いろんなVRを遊んでいるうちにメガネがすごく鬱陶しく感じ始めました。

そこで夏頃にICL(有水晶体眼内レンズ)手術というものを知り、興味を持ちました。
ICL参考:https://jp.discovericl.com/

そして今日(2016/11/25)、思い切ってICLの手術を受けて来ました!

せっかくなのでICL手術の感想を残しておこうと思います!


■はじめに
私の眼の悪さは小学1年生ごろにゲームのしすぎで0.3まで落ちてしまい、その頃からずっとメガネ生活でした。
高校に入ってからはコンタクトを入れていましたが、PC作業をしていると目がシバシバしたりズレて見えづらかったりとストレスになるので、大学の途中からは付けなくなりました。
手術する前は目の前10cm以下しか見えないくらいの視力で、検査時に計ったときは-7.7Dとのことでした。

Oculus DK1が発売されたとき、大学・大学院でもVRを研究していたので3万円の価格と視野角の広さに感動して色々開発したり遊んでいました。

ただ、そこで一番のストレスはメガネがぶつかって痛いことでした。

その頃からメガネが邪魔だなと思いつつ、きっと将来はVR HMDには度数調整機能がつくだろうと期待して待っていたのですが、その機能を持って発売されたのはGear VRだけでした・・・(細かくいうとOSVRなどもありますが)
Gear VRの度数調整は神機能だと思ったのですが、一番VRを楽しむにはPC,PS4のようなHD系VRコンテンツなので、すごくがっかりしました。Gear VRにもあったんだから、Riftには確実につくと期待していたのですが・・・
まだ、HTC ViveとPSVRはメガネが入りやすい作りなので我慢できましたが、Riftは入りづらくメガネを付けているとHMDの装着自体が結構大変です。HMDを被る事自体が億劫になってしまいます。




そして、視力矯正を決意したのは夏頃に東京ジョイポリスのゼロレイテンシーでした。オープンした時に直ぐに予約して行ったのですが、そこで装着したOSVRがメガネが全く入らない作りでした・・・
度数調整機能がありましたが、私の視力だと全く足りず、結局ぼやけた視界で敵なのか味方なのかわからないオブジェクトを狙うという経験をして、視力をどうにかしないと今後もVRが楽しめないぞと思い、視力矯正を調べ始めました。


■視力矯正の種類
視力矯正を調べると有名なレーシック以外にもいろいろあることがわかりました。

・レーシック
眼球の表面にある角膜をエキシマレーザーで削り、形状を変えることによって近視や乱視などを矯正する術式
参考URL:https://sightcure.jp/recovery/lasik01.html

・ReLEx(リレックス)
レーシックもリレックスも、「角膜のカーブを変えて視力を矯正する」点は同じ。ただし、カーブを変える方法はレーシックとリレックスで異なり、レーシックは「フタを開けて角膜を削る」のに対し、リレックスは「小さな穴から角膜を抜き取る」方法で角膜のカーブを変化させる。

レーシックよりも手術の傷口が小さいため、痛みが少なく、術後の視力回復も早い。また、手術時間も短くすむ。

・オルソケラトロジー
歯の矯正のように、特殊なハードコンタクトレンズをはめることによって角膜にクセをつけ、光の屈折率を調節して視力を回復する術式。
視力回復の効果が永続的でない反面、コンタクトの使用をやめるだけで角膜を元に戻すことができるため、その分、リスクも少なくすむ
参考URL:https://sightcure.jp/recovery/orthokeratology/orthokeratology01.html

・ICLホールタイプ(眼内コンタクトレンズ)
水晶体と虹彩の間に入れるレンズを挿入する術式。
目への負担が少なく、術後の視力の安定度が高い。また、レンズを取り出せば、眼を元の状態に戻せる。
参考URL:https://sightcure.jp/recovery/icl.html


レーシックは前から興味がありましたが、レーシック難民の話を聞いて怖くてできませんでした。
(今回の検査でレーシックは適応外だったことがわかったので、そもそも無理だったんですけどw)

一番安全そうなのはオルソケラトロジーのようですが、効果が永続的でないのと、毎晩コンタクトを入れる手間、自分のようなものぐさはハードコンタクトをちゃんと管理できる気がしなかったのでなし。

ICLは説明を読む限り安心そうだったので、ICLに興味を持ち手術を考えました。

しかし、手術代が60万円を超えるとのことだったので、なかなか決心がつかず1ヶ月ほど下調べしてましたw


■ICLとは
眼にレンズを入れて視力を矯正する術式。
費用が50万円~100万するらしく非常に高いです!
しかし、レーザーで切り取る非可逆式のレーシックと比べてレンズを入れるICLはレンズを取れば戻せるという点で安全そうです。

といっても完璧な手術というわけではないようで、メリットとデメリットを調べてみました。

・メリット
1.後遺症リスクが低い
レーシックのようにドライアイやハロ・グレアが起こりづらいそうです。
ただ、絶対に起こらないわけではありません。
レンズの大きさが正しくないと、ハロ・グレアが発生するそうです。

2.レーシック適応外の人でも受けられる
角膜が薄い人はレーシックが受けれられないようですが、ICLなら角膜を削らないため可能だそうです。

3.再近視化が起こりづらい
レーシックでは視力が再度悪くなることがある(再近視化)ようですが、ICLは起こりずらいそうです。

4.何か問題があればレンズを取り出すことができる
レーシックは削ってしまうので戻せませんが、ICLはレンズを取り出せば元に戻ります。
まあ、レンズを取り出す事態になれば相当まずい状況な気もしますが・・・


・デメリット
1.費用が高い
50万円~100万するので、軽い気持ちではできないですね・・・

2.手術ができるまで時間がかかる
レンズはその人にあったものを作るので、だいたい1ヶ月くらいかかります。
乱視が入ると2ヶ月~3ヶ月かかるそうですね。

3.合併症のリスク
・白内障のリスク
レンズの大きさがあっていないと、レンズがズレて水晶体にぶつかり白内障になってしまう可能性があるらしいです。手術後の検診であっていないことがわかればレンズを取り出すそうです。
また、手術中にミスって水晶体を傷つけると白内障になってしまうそうです。
めったにないそうですが、これが一番危ないリスクですね・・・

・感染
手術後は眼に切り込みが入っている状態なので、眼の中に細菌が入ると炎症を起こして治りづらいそうです。
最悪レンズを取る羽目になるので気をつけないといけません。
そのため手術前と手術後には細菌を抑制する目薬と炎症を抑える目薬を3時間に1度使います。
また、日中は保護メガネ、睡眠時は眼帯をして絶対に眼に触れないようにします。


■レンズの種類
角膜と虹彩の間に入れる「前房型レンズ」と水晶体と虹彩の間に入れる「後房型レンズ」の2種類があるようです。

「後房型レンズ」にはレンズに穴の開いているホールICLというのがあるようです。
どうやら穴が空いていないと目の中の水の循環が妨げられ眼圧があがり、緑内障になる可能性gあるため、穴を開けているそうです。

サイトによると、「後房型レンズ」のホールICLほうが安全そうですね。
私も後房型レンズにしました。

前房型レンズ後房型レンズ
前房型レンズ               後房型レンズ



こんな感じで1ヶ月ほどICLの解説サイトと感想サイトを回った結果
白内障のリスクは怖いけど大丈夫そう!という気分になってきたので、家の近くにある病院に無料カウンセリングを予約してきました。

10月頃にカウンセリングと検査を行った結果、ICL適用可だったためその場で予約!

手術代は60万円かかったのですが、レンズ代として前金30万円をその場で支払い、手術当日に30万円を支払いました。

いざ、手術です!

手術当日の様子は次の記事にて!




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私も紹介料がもらえるので嬉しいです
もしご興味がありましたらお声がけください!

ICL以外にもレーシック、オルソケラトロジーなど他の手術でも紹介制度がつかえるそうです。

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